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United State Of Atlanta / Ying Yang Twins

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1.All Good Things (Intro)
2.F*** The Ying Yang Twins
3.Long Time feat. Anthony Hamilton
4.Live Again feat. Adam Levine of Maroon 5
5.We At War (Skit)
6.Ghetto Classics
7.The Courthouse (Skit)
8.23 Hr. Lock Down feat. Bun B
9.Sex Therapy 101 (Skit)
10.Wait (The Whisper Song)
11.Sex Therapy 102 (Skit)
12.Pull My Hair
13.Sex Therapy 103 (Skit)
14.Bedroom Boom feat. Avant
15.The Walk feat. Da Muzicians, Countrie Biggz, Homebwoi & BG
16.Hoes feat. Jacki-O
17.Badd feat. Mike Jones & Mr. Collipark
18.Put That Thang Down feat. Teedra Moses
19.Shake feat. Pitbull
20.My Brother's Keeper feat. Anwar
21.Dedication & Upcoming Events (Skit)
22.U.S.A.
23.Wait (The Whisper Song) feat.Busta Rhymes,Missy Elliott,Lil'Scrappy,Free,Mr.Collipark


★★★★★★★★☆☆

アトランタのゴキゲンな2人組・D-RocとKaineによるYing Yang Twins。Twinsとついてはいるが、本当の双子ではない(おい!!)。本作はLil'Jon一派として登場してきた彼らのことだから、どうせ毎度ながら爆裂クランクを懲りもせずに詰めに詰め込んんであるんだろう…と食ってかかると面食らう良く出来た4thアルバムだ。2005年6月28日発売。

アルバム中のトラックのほとんどを手掛けたのはサウスの名職人・Mr.Collipark。とかく「中身の無いHIPHOP」の代表格みたいな言い方をされることの多いこの手のサウスものであるが、Mr.Colliparkの「チープ=ゲットー的」の公式を完成させた音の構築の不安定な煽情感は、もはや90年代懐古主義者の崇めるブルーズのそれと同じであると言って差し支えない(Adam Levineが更にそれを煽り立てるゲットー哀歌「Live Again」に何も感じないなんて言わせない!!)。初っ端から神との共生を誓う「Long Time」での2人を聴いてもわかる通り、前半部分は何ら生産性の無いつまらない先入観で、ジャケットだけ見て「アホノリなカラッポサウス」と切り捨てるにはあまりにも勿体ない言霊の詰まった流れだ。この流れで聴けばフリーPimp Cソング「23Hr.Lock Down」だってアドホックな位置づけに置かれることはない。

アイデア勝ちの大ヒットシングル「Wait (The Whisper Song)」以降にようやく始まるベッドソングラッシュも総じて高水準(「Skit」でおねだりされたように最初はスロウに、次にメロウに攻めるのがミソ)で、その後にキッチリハードコアに仕上げる手際も流石。特にボートラ収録「Wait (The Whisper Song)」にも負けないくらいのパワフルさを見せる「The Walk」や、腰で考えてナンボのマイアミノリ面目躍如の「Shake」など期待通りの力技も披露してくれて、緩急ついた見事な流れと併せて非常に良く出来た作品。

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

Lupe's Food & Liquor / Lupe Fiasco

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1.Intro
2.Real feat.Sarah Green For 1st,15th Production Inc.
3.Just Might Be OK feat.GEMINI For 1st,15th Production Inc.
4.Kick, Push
5.I Gotcha
6.Instrumental feat.Jonah Matranga
7.He Say She Say feat.GEMINI,Sarah Greean For 1st,15th Production Inc.
8.Sunshine
9.Daydreamin' feat.Gill Scott
10.Cool
11.Hurt Me Soul
12.Pressure feat.Jay-Z
13.American Terrorist feat.Mathew Santos
14.Emperor's Soundtrack
15.Kick, Push II
16.Outro


★★★★★★★★☆☆


シカゴ出身の若手・Lupe FiascoがKanye Westの「Late Regislation」への参加などを経て発表した1stアルバム。レーベルはATLANTIC RECORDSだがJAY-ZがEXECUTIVE PRODUCERを務めた。2006年9月11日発売。なお本作は2006年グラミー賞でBest Rap Album、Best Rap Song、Best Rap Solo Performanceの3部門にノミネートされ、Lupe Fiasco自身もXXLで2006年最優秀新人賞を獲得した。親日家であることでも知られており、日本のHIPHOPリスナーにもBIG-O&DJ WATARAIのアルバムで彼の声を聴いたことのある方は多いだろう。

Lupe FiascoはA Tribe Called Questのトリビュートライブでトライブの名曲・「Electric Relaxation」を歌った際に歌詞を言い淀んでしまいファンから批判され、その後「別にオレはトライブ聴いて育った訳じゃないし」と弁解したことで更に火に油を注いでしまった、という経験を持つ。この話は、当然彼に批判的な文脈で引用されることが多い。しかし、(西系は聴いていたとは言え)トライブなどおよそ黄金期のHIPHOPにそれほど熱狂したわけでもない彼が、ブックレットでは教師が教科書の代わりに銃を配り、街のゴロツキ共が麻薬や銃の代わりに本を持つ深淵な写真を掲載し、「Kick,Push」で見事なストーリーテリングを披露している。「HURT ME SOUL」では自身の境遇から世界まで斬りまくり、ゲットーの代弁者としての役割も数曲で見事やって見せる。。それらを思えばこのことはむしろ、必ずしもHIPHOPを1から10までお勉強した人間でなくとも、黒人のその体内にネイティヴ的にHIPHOPイズムが根付き得る証明とも言えるのではないか(もちろんこれは裏返せばアメリカ黒人を取り巻く環境が劇的には変化していないことを皮肉にも示していると言えるのだが)。彼の冒頭の逸話と作品での見事なギミックの数々は、相対するようで実は、00年代に0から黒人イズムを音楽で体現しようとすると、黄金期の姿勢と変わらぬ"HIPHOP"という音楽が精製されることの証でもある。だからジャケットで新人のくせに煌びやかなハイテクアイテムをゼビウスみたいに纏って登場してきた上に別にトライブ好きじゃないLupe Fiascoは、それだからこそ非難される必要は無い。

音の面では未来志向の清浄なソウルフルサウンドの全てが成功しているわけではないが、それでもLupe Fiascoの等身大の、背伸びしないリリックと相まって、前衛音楽なのに90年代を振り返ったりしていない、新鮮な「これから」のHIPHOP像を十分に感じさせてくれる。JAY-Z繋がりでLinin ParkのMike Shinodaが手掛けた「THE INSTRUMETAL」での暴発ぶりや、Kanye特製の泣かせビートの上でやけに悟った人生観を示す「THE COOL」など、トラックが乗りに乗っているラップに上手く合わせた曲の出来は素晴らしい。新人らしい勢い重視のスピット(そのくせライミングも巧み)が、こちらを聴き疲れさせることなく一気に駆ける。完全にJAY-Zのノリな「PRESSURE」なんかは個人的に勘弁だが、高すぎるとも言える期待に押し潰されることなく、見事仁王立ちして見せた作品だろう。

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

A.K.A. The Rugged Child / Shyheim

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1.Here Come the Hits
2.On and On feat.June Luva and Milk D
3.Pass It Off feat.Rubbabandz, Down Low Recka, and K-Tez
4.Never Say Never (Interlude)
5.One's 4 Da Money
6.Here I Am feat.Down Low Recka
7.Move It Over Here feat.Pop Da Brown Hornet
8.Buckwylyn
9.You the Man feat.Down Low Recka
10.Napsack
11.The Rugged Onez feat.June Luva, Prophet, and Quasi
12.Little Rascals
13.4 The Headpiece (Interlude)
14.Party's Goin' On
15.Shouts on the Outs


★★★★★★★★☆☆

当時最年少でWu-Tang AffiliateとなったShyheimのデビューアルバム。当時15歳。トラックプロデュースはRZAが一曲手掛けた以外、全てRNSが手掛けた。1994年4月19日発売。

当時のHIPHOPシーンはそれぞれの派閥からDa Youngstas、Illegalなどとんでもないキッズグループが登場してきていたが、それらのグループと同じようにWu-Tang一派から立ち上がったこのShyheimもまた、ラップ技術の拙い部分を上手く補った形でこのアルバムを成功に導いたと言えるだろう。舌っ足らず気味な発音と子供らしい軽い声を跳ねたドラムでリズミカルに仕立て上げ、他の多くのキッズラッパーと同じく、わかりやすいノリの良さの演出を精一杯心掛けた内容だ。

偉大な先人達(有名どころばっかり!!)の遺産を惜しみなくサンプルした音の上でそこらのコワモテNegroと変わらない口の悪さを見せるShyheimのラップは、「Headpiace」での拙いガヤなんかで受ける印象と同じくどこか背伸びした感があるのは間違いない。がしかし、そんな「等身大で、身の丈に合ったライムこそ善」なんてイズムを吹き飛ばしていっちょまえのパーティーアルバムを仕立て、"15でフロウに困らないくらいのスキルは持ってんだよボケ"と宣言し、Lord FinesseやPete Rock&C.L.Smoothの名曲をサンプルして「Move It Over Here」、「The Rugged Onez」なんてタイトルを付けて我が物顔でかっとばしていく様は、実際そこらの成人ラッパーより雄弁でもある。特に控え目に繋ぎ役に徹する中で"Now here we go again another brother catchin heart.Ain't that some shit I gotta rip him apart.Too many MCs fake funk claimin raw.You better hit floors soon as I declare war.""Today'll be your day of regret.Cause the Rugged Child is comin to town"とこれでもかとヤバさ自慢に取りかかる「The Rugged Onez」でのG.P.Wuの面々とのマイクリレーは悔しいほどカッコ良い。余談ではあるが、Shyheimが焼き直してのし上がっていくのに利用したLord FinesseとPete Rock&C.L.Smoothの両者が、共に前述のDa YoungstasとIllegalの作品に参加していることもひょっとすると偶然ではないのかもしれない。

ハードコアサイドの作品であることは間違いないが、かわいらしいリズミカルでキャッチーなノリが90年代サウンドの中に漂うのも事実である。「On and On」など徹底してゲットー描写にこだわった曲もあるが、基本的にはパーティーアルバムのノリ。そのこともプラスに作用して、洋HIPHOPを聴かない人にも、この年代の作品にしては馴染みやすいかもしれない。良作。

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

WHICH DOOBIE U BE? / Funkdoobiest

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1.Funkiest
2.Bow Wow Wow
3.Freak Mode
4.I'm Shittin' on 'Em
5.Who's the Doobiest
6.Doobie to the Head
7.Where's It At
8.Wopbabalubop feat.B-Real
9.Porno King
10.'Uh C'mon Yeah!
11.Here I Am
12.Funk's on Me


★★★★★★★★★

Funkdoobiestは、Cypress HillやHouse Of Painと共にSoul Assassinsの一員として90年代に活躍した、Son Doobie、Tomahawk Funk、DJ Ralphの3人組。本作はCypress HillのDJ Muggsからのバックアップも受け制作された、1993年5月4日発売の1stアルバム。なお彼らは1998年の3rdアルバム「The troubleshooters」からはSoul Assassinsを離れたが、結局それ以降のアルバムリリースは2008年のカムバック作「THE GOLDEN B-BOYS」まで途絶えることになる。

本作が今なお好まれる理由は、何といっても肩の力を抜いた、アルバムのゆる~い空気感だろう。DJ Muggsも冒頭の2曲のトラックプロデュースを手掛けてはいるが、Cypress HillやHouse Of Painのネガティヴにドス黒い質感とは異なり、音楽好き共が気楽に集合しては気楽にレックして帰っていく、そんな製作風景が目に浮かぶような気の抜けた朗らかさがアルバムを支配する。Cypress HillのB-Realのスタイルが無闇な明るさを何をしでかすのかわからない怖さに転化しているのに対し、明らかにB-Realのラップスタイルに影響を受けているメインMCのSon Doobieのラップは、先人たちの名とフレーズを随所に織り交ぜつつ、ひたすらに「Funk最高!!」と連呼するだけのもの。アルバム中に秘められたシリアスなメッセージや暴力性なんてものは皆無に等しく、つまりは超楽しいパーティーアルバムの完成だ。(因みにB-RealとSon Doobieのラップスタイルの違いは、両者が共演した「Wopbabalubop」での一連の暴力描写の違いにも見て取れる(長いので引用省略))

ファンクへの愛がそこかしこに溢れた結果、それぞれの曲で楽器がまるで生きているかのように躍動する。DJ Muggs、DJ Ralph、T-Rayの用意したトラック群は、Son Doobieのラップと合わさった結果、Soul Assassinsの諸作品の中でも抜群に陽気で楽しい。捨て曲なんて探すのもおこがましい。アホなSKIT「Porno King」まで含めて全て食い尽すべし。12曲40分足らずの容量も何のその、いつの時代にも存在する頭の緩いバカ共の感覚に直撃するお気楽クラシックだ。ファンク直系のHIPHOPはこれぐらい適当かつ力押しでないと!!




テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

Graduation / Kanye West

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1.Good Morning
2.Champion
3.Stronger
4.I Wonder
5.Good Life feat. T-Pain
6.Can't Tell Me Nothing
7.Barry Bonds feat. Lil Wayne
8.Drunk and Hot Girls feat. Mos Def
9.Flashing Lights feat. Dwele
10.Everything I Am feat. Scratches by DJ Premier
11.The Glory
12.Homecoming
13.Big Brother


★★★★★★★★☆☆

本国アメリカでダブルプラチナムを達成した、Kanye Westの3rdアルバム。2007年9月11日発売。

1stアルバム・「College Drop Out」(大学中退)、2ndアルバム・「Late Registration」(履修登録遅滞)に続く本作は、ベタな解釈をすればタイトルをそのまま「HIPHOPからの卒業」と読み替えることも出来る。事実このアルバムではアンダーグラウンドかつゲットーミュージックとしてのHIPHOPアプローチは最大限に排除された。彼の十八番であるソウルネタ使いのトラックは大幅に減り、エレクトロなサウンドとシンセサイザーを意図的に多く導入。地下でのクラブ活動なんて抜け出し、本人いわく「スタジアムスケール」を重視したサウンドは大音量であるほど映えるのに、大音量で鳴るほどHIPHOPとしての特異性に気付かされる。アンダーグラウンドとしてのHIPHOPから、前衛音楽としてのHIPHOPへ。既にオーバーグラウンドで腐るほど成功を収めてきたKanye WestがHIPHOPから離れることでHIPHOPのオリジナリズムを取り戻そうとした、ある意味カウンターカルチャーの面目躍如な作品。

Daft Punkをブチ込むことでその可能性を最大限に見せてくれた「Stronger」やMos Defのフィールドに取り込まれたように見えて、その実完全にKanyeのアルバムの一部に組み込まれている「Drunk and hot girls」辺りの面白さは、ソウルフルじゃないから、売れ線だから、で批判して済ますには余りにも勿体ない。「Good Morning」で"伝説になる日がやってきたよ"とさらっと言ってのけ、その後も青少年向けに優しい言葉を送り続ける影でそこかしこにしょーもない自慢を潜ませるリリックも成功者らしい憎たらしさがあって良い感じ。(ラップはいつまで経っても下手だけど)


ただまぁ資本主義に進んで取り込まれることで資本に比例してサウンドを開拓出来る、その可能性の広がり方はなおHIPHOPには皮肉でもある。しかしここにしかこれからのHIPHOPの道を見出せなかった2007年当時に対し、2010年現在。Jay-Zが金のかかったビデオで形だけの反体制を示し、一方でニューヨーク帝都賛歌を歌うアメリカで、地方から、ゲットーから、知られざるラッパーが、大物の陰に隠れていたラッパーが、ネットを通じて渾身の声を聴かせてくれる時代がやって来ている。アメリカのゲットーからの声がクソいレコード会社を通さずとも日本に直送される。そのことによるゲットーイズム、アングライズムへの立ち返りが起きれば、これからのHIPHOPはあくまでも反資本主義を掲げたままでもその可能性を失わないはずだ。

テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

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